山で大けが

最近になって登山を始めましたが、
GWの谷間に東京で仕事があるのにかこつけて、八ヶ岳登ってみました。
しっかり冬山ですね。
そういう想定で、万全の装備で行きましたとさ。

ですが、

 この時点では、デジカメのダイヤルがおかしな設定になっていることに気付いていません。
赤岳鉱泉小屋の前にある通称アイスキャンディーです。アイスクライミング用の人口滝

 赤岳鉱泉から見る赤岳です。
一応、ルートは美濃戸口から北沢を通って、赤岳鉱泉小屋、中山乗越を越えて行者小屋、地蔵尾根から赤岳の予定でした。
が、雪が深い上に、中山乗越までの急登が雪が深い上に道が狭いので、日帰りで帰ってくるのは困難と判断し、断念いたしました。

で、ここから2日目
 2日目のルートは観音平から編笠山です。
ルートの途中に岩が真っ二つに割れていたので面白いと思い撮影してみました。
思えばこの時点では楽勝とか思っていた訳です。

 途中の休憩ポイントである雲海です。
 ここは既に押手川も越え、頂上まであとわずかというところです。
頂上に向かうほど斜面がきつく、立ち枯れの枝が休憩場所を作ってくれていた場所でした。
雪も深く、12本爪アイゼンです。この日のためになんと3日前にお買い求めです。

 最後の休憩地点(一つ前の写真と同じ場所)から撮る南アルプスです。
いつかはあっちにも登りたいぞー。

 で、目的地の編笠山山頂です。
ここまでは順調だったんですよ。
一応、梯子もあったし、斜面もきつく、アイゼン履いた上にキックステップで、慎重に登ってきた訳です。

ところが、悲劇はこの写真撮影の30分くらいあとに起こりました。
編笠山への直登のルートを下山するのは、斜面が急すぎて危険と判断し、裏側にある青年小屋を回って、巻道を通って押手川分岐に戻り、そこから元のルートを下山するコースを選択しました。

が、山頂から青年小屋に下山する、そのごつごつした岩場のルート、標高2450m付近で、アイゼンを岩に引っかけてしまい、前のめりに転げ落ちてしまいました。
その時点では、あまり気付きませんでした。
脇腹がちょっと痛いなーくらいでした。
1570mの観音平まで慎重に下山してきましたが、どうやら、肋骨にひびが入っているようです。
ちょっとやらかした感じになってます。

単独山行でしたので、歩ける程度の怪我で済んで何よりです。

まあ、致命的ではない怪我は学ぶことも多いので、ちょっと高い授業料ということで。
と余裕嚙ましていますが、このあと悪化するかもしれませんので、まだ慎重に様子見ということで。

本当は、今頃北アルプスに居るはずだったのに・・・
京都に戻り、ブログ更新中です。
ちなみに上記の状態で車を運転して京都まで帰ってきました。
本当に折れてるんだろうか・・・