2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

武富士の裁判について

役員相手の訴訟が、また東京高裁で借主敗訴だったようです。・・・まあ、そうなるでしょうよ。判決文はどこかに載るのかな?武富士の責任を追及する全国会議、というのは正確にはクレサラ対協、というのとは別の組織なんですが、下部組織だ、と言ってしまっ…

新しいチャレンジへ

いろいろ新しいことをするときは不安よりも期待の方が大きい。 これで又一つ、弁護士としてのステップアップ。ある業務執行取締役と最近話をすることがあった。 取締役待遇のヘッドハンティングでその会社に移った人は、会社の経営の立て直しを期待されての…

相談と受任の違い

最近は、弁護士自体のありがたみも減り、やほー知恵袋みたいなところで、質問すれば張り切って、弁・非弁を問わず、回答がもらえるらしいので、自分で裁判をする方が安上がりという発想の方がおられるようです。今の弁護士はそういうのとも競争しないといけ…

取引履歴不開示の業者に対して

本日のブログは、このブログを定期的に取り上げていただいている方のブログでのコメントに端を発するものです。 不当利得(いわゆる過払い)の返還妨害のために、取引履歴を出さない。 一旦その理由として、廃棄したからという言い逃れを裁判でしたために、…

法曹3元

法曹一元などという夢物語を語っている老害弁護士がどこの単位会にも居ると思いますが、世の中は着々と、弁護士切り離しに向かっています。 現に、司法試験の合格者をおよそ「法曹」に求められるレベルに到達していないものまで広げたために、裁判所も検察庁…

キャスコ、新洋信販、アペンタクル、ネットカード

判決が出てもお金は払わない系キャスコは大阪だけど、後は、埼玉、栃木、東京 ここは一つ関東の弁護士頑張れ、ということで。どうせ何もしないんだろうけどね。キャスコは、結構聞く割には、募集しても相談は来ないのだね。 前任のサルが止めているんだろう…

ニコス

本日も、ニコスの取引履歴不開示不法行為訴訟の期日でした。 被害者を足蹴にしようとするニコスの態度は許せません。 きっちり不当な利得は吐き出してもらいたい。 なので、こんな裁判(取引履歴不開示の損害賠償25万円、もう一つは、争いのある取引期間の…

歯がゆい

相談を受けても、依頼しようと考えない人が増えているような気がします。 とことんまで追い詰められないと、動こうとしない。 もちろん、そのときには手遅れです。 もっと早くに。その思いは強いですね。でも、仕方ないです。 こればっかりは、本人が決める…

パターン化する裁判

究極は過払い訴訟でしょうが、業界を見渡すと、どの裁判もパターン化しますね。最高裁の判例が出ると、そこに規範として記された内容のとおりの手順で、請求を組み立てるのは、司法という作用がもともとそのようなものですから、ある意味当然と言えば当然な…

努力しないで限界を語るのは

私は嫌いです。 ある同業者のブログに、貸金業者に過払いを「踏み倒された」という記事が掲載されていました。 裁判前の和解では話にならない、判決になっても和解できない。強制執行しても口座にお金がないので費用だけが掛かる。 その都度落胆し、結局泣き…

つまみ食い専門業者に対する集団訴訟の必要性

これらの業者の被害にあった人はたくさん居るはずです。 懲戒請求や損害賠償請求が必要だと思うのですが、まだ弁護士が弁護士を提訴するということに対する市民はともかく業界の(裁判所ですら)理解は得られそうにありません。 市民の方は自分で自分の身を…

常に歩み続けるということ

過去に、成功した事例があると、同じやり方にこだわろうとするのが人間の常です。 ですが、いつか手段は陳腐化し、効果はなくなります。 これが不特定多数の消費者の消費行動でもそうなのです。 まして、自分の成功は相手方の失敗というゼロサムの中で対立す…

日常の事例を紹介するということ

弁護士は守秘義務がありますし、当然他人の高度にプライバシー性のある事情を扱うことになります。 得意げに、本人のプライバシーを披露すれば、それだけで懲戒理由となります。しかしながら、この秘匿性、匿名性を逆手に取り、有りもしない「成功例」をいか…

つらいなあ。

本日は大阪でした。 一人借金に関する依頼者が、いつまで経っても必要書類を送ってこないので、業を煮やして、自宅まで行くことに。 最寄り駅で待ち合わせて、市役所に行って、税金滞納や課税証明などを取り寄せて、自宅に行って、領収書や通帳を預かり、つ…

ネットカード

いよいよ、過払いを集めたネットカードの方だけ清算するような気配が漂っている気がします。 ネットカードに対し憤りながらも、何も出来ずに手をこまねいている方どれだけいるんでしょう?やってみたい裁判はあるんですけど、自腹でやるのはいやです。 結果…

限界事例

さて、昨日は、自己破産申立の人の債権者集会でした(本人の了解を得て、私のHPに一部掲載しています)。 つまり同時廃止(破産の開始決定と「同時に」破産手続を廃止、つまり終了するという手続ではない)ではないということです。 これは「管財事件」とい…

アクセスの傾向に変化?

今までは同業者のアクセスしかほとんど無かったと思われました。 なぜなら、週末になると、アクセス数が激減するからです。 ところが、週末で、弁護士・司法書士のアクセス数が減っても、100を超えてきました。 有名なブログの方ほどのアクセス数はありませ…

再度警鐘

キャスコの件をきっかけに、いくつかのブログで、このブログが取り上げられるようになりました。 私のブログ自身は、ほとんど、同業者しか見ていないと思われるので(この傾向も変わって欲しい)、改めて、世の多重債務者を食い物にしている弁護士・司法書士…

いろいろ試行錯誤するということ

プライメックスキャピタルもそうですが、依頼者の権利の実現のためには、裁判において、まず依頼者の主張を認定してもらうということが重要ですが、それと同じくらい、判決という紙切れに書いてあることを実現するということが重要です。 結果の伴わない判決…

新洋信販について

貸金業者がいろいろと商号を変更しています。 商号というのは商売をしていく上での、当事者が「同じである」ということを示す看板ですから、何度も何度も看板を掛け替えているのはメリットがありません。 名前を覚えてもらってこその商売ですから。ところが…

ステルスマーケティング

何日か前に、このブログでも、キャスコの原告募集について、言及いたしました。 その相談者から昨日、いくつかのネット上のサイトに、募集のコメントを出したと。 メールにサイトのURLが添付されておりましたが、アウトルックの設定で、メール添付のアド…

商品の差別化

ネガティブな発言はネガティブな思考を生み、ネガティブな思考は、他人の評価をネガティブにしますので、他人の批判に終始するのは、私にとってもマイナスです。 今日は、激動する弁護士の業界において、事務所の方向性について、です。まず、弁護士というのは、…

反貧困

そんなことを掲げている団体がおられます。 先週末は浜松の温泉旅館で合宿と称して、海の幸と温泉を楽しまれたらしい。 以前は軽井沢で合宿とかいうのもされていたらしい。その行動が示すとおりですよ。 金持ちの道楽なんでしょう。結局貧困者を救済するとか…

消費者契約法

法科大学院を卒業しないと司法試験の受験資格がない。 弁護士になったら、法科大学院の学費や司法修習中の生活費など、すぐに取り戻せる。これらは全て不実の告知です。法科大学院は資格商法詐欺です。なぜ、この消費者被害を弁護士会が放置するのでしょう?…

武富士の裁判

毎回毎回ですが、 そろそろ判決になっているのでは? 広島あたりでは。 結果は?そろそろ、なぜ負けるか、解説始めて良いかな? この間詳細な内容を、某MLには流したけどね。直接損害でも間接損害でも難しいんじゃないかと思うのですよ。 直接損害は正直無…

司法改悪

反対派は結集しないといけないのですが、邪魔なのが宇都宮弁護士です。 当該人物は、司法改革に対する不満に、応じるかのような公約を掲げながら結局何もしなかったくせに、日弁連の会長として、自分の趣味の集会や運動に、日弁連として招集を掛けられること…

懸念

「菅波佳子のブログ」という福島の司法書士のブログがあります。 自身も震災と原発のメルトダウンで避難を余儀なくされるという被害にあった方のようで、福島県民としての思いなどを綴ったブログには共感するところが大きいので、よく拝見しています。そのブ…