法テラスについての一評価

週末に被災地の人と話をする機会がありました。
地元にも、また県庁所在地にも法テラスはあるけど、何の意味もない。
相談しても、何もしてくれない。

正確には、相談しても、言葉を濁したような対応で、結局裁判までは出来ても、その後のことは関係ないという態度に出られるので、正直、相談する意味がない。

だそうです。
弁護士に原因があるというよりも、真面目に取り組めば、赤字になるような料金体系でやっていることに問題があるんでしょ?
これが、法の支配を隅々に、って話なのでしょうか。

笑止千万です。

あとどれだけ弁護士が信頼を失ったら、今の制度改革が間違っていることを認識するのでしょうか。

追伸
今のところ、法テラスの依頼で市民にとってメリットがありそうなのは、
国選弁護と生活保護受給者の自己破産申立
くらいですかね。
受任した弁護士に手を抜かれても、結果にあまり大きな差は出なさそうです。
私はそもそも法テラスを利用していないので、上記は純粋に評価だけです。
私が個人的に恨んでいるということではありません。
弁護士の心得違いだと強弁したところで、実際問題として被害を受けるのは、利用する市民ですから。
利用するときは一応ご注意下さい。
法科大学院擁護者に限って、金のない市民の依頼は受けないという奴の方が多いという事実は知っておいた方がよいと思いますよ。