神の雫という漫画

プロットがしっかりしているため、かなり面白い内容であることは認めた上で、

神の雫の謎

1 神咲豊多香はいつ死んだのか?
 第1巻では、紫野原みやびが2003年度のワイン誌で神咲豊多香のリシュブール’90の批評を読んでいるところから始まる。
2003年度のワイン批評が発刊されるのは通常2004年、毎年発刊される本と思われるので、バックナンバーを読む理由もあまりないことからすると第1巻の出来事は2004年中の出来事のように思われる。
とすると神咲豊多香が亡くなったのは2004年?
しかし、神の使途のワインの中に2005年のブルネッロが入っている。これを神咲豊多香がかつて飲んだことがあるとすれば、仮にその地位を利用して、仕込んだばかりの当年のワインを飲んで将来を想像できたとしても、2005年以降でないと無理な話。ワインになってからだと、ブルネッロが市場に出回るのは少なくとも3年ないし4年後の話ではないだろうか。
とすると2005年以降?2009年ということも。
とは言っても漫画の連載が始まったのはもっと前だろうから。

一応ささやかな謎

あと、神の雫には、1カ所明らかに過去の漫画での内容と一致していない(ストーリーの流れには関係ないので)ところがありますが、あら探しをして、それをひけらかして喜ぶキャラでもないので、内緒にしておきます。