人間万事塞翁が馬

タイトルは書いてみたかっただけです。
別にタイトルに合致したネタがあるわけじゃありません。


蒸し暑い日が続きます。
書面が書き終りません。テンションが上がらないから。


追伸
適切な法曹人口の検討のため、アンケートをするんだそうだ。
いくらだったら弁護士に依頼しますか?
何の質問?
あのさ、100円とか言われたら、そうか100円か、よーし弁護士費用100円にしちゃうぞ、とかなると思うのか?

質問されるほうもびっくりだよな。

まあ、それに近いことが、住民訴訟とか集団訴訟とかで起こっているけどね。
1人5000円とか、1万円とか。
それでも数百人規模なら、弁護士1人がまじめに事件に取り組んで訴訟するだけの費用にはなりそうだけどね。
でも実際には弁護団とかいう集団で分配するから、1人3万円とか5万円とか。
そうすると、それでできることというとやっぱりシュプレヒコールとかビラ配りとかしかいないのかもしれないね。
自分が目立つこと考えないと、費やす時間コストを宣伝広告費と割り切れなさそうだしね。
一方市民も5000円とか1万円しか出していないんだから、宝くじを買うようなものだと考えなければいけないと思うよね。実際弁護団が裁判をやっている間はもしかしたら勝てるかもという幻想には浸れるようだし。宝くじ当たったら何買おうかな、てなもんですね。
弁護団弁護団で、上のような裁判で勝てるはずもないけど、実際、正規の費用が払えなかったという負い目に弁護団はつけ込む感じなので、雑でいい加減な裁判をやってても、非難されないし。
win-winの関係ですね。

じゃあ、お前は何もしないのか?
私は目の前の依頼者のために一生懸命裁判するだけです。
もちろん結果の保証など出来ませんが、裁判所前でビラを配り、第1回口頭弁論期日で浪花節の意見陳述などというものではなく、結果を出すためにもっとも合理的と思う裁判を遂行するだけです。そのために仮説を立てては、検証し、証拠を集めて検討しを繰り返します。
もちろん、かかる労力に見合う費用は請求いたしますけどね。
依頼者に決して安くない金額を負担させるのです。
一生懸命取り組んでますよ。
それなりに結果も出してますしね。

あ、一応弁解しておきます。
私が弁護団として知っているのは、ほぼクレサラ弁護士の団体に関する裁判でして、上記の件はクレサラ弁護団の話を想定しています。
それ以外の弁護団については、分からないので、言及していませんが、裁判所前でビラ配りとか第1回口頭弁論期日に原告代表者の意見陳述とかやっている弁護団はおおむね上記の対象に含めてよいと思っています。

再度追伸
下に張り付いた広告
「セゾンで金利を見直しませんか?」

・・・吹いた。