大晦日

2014年最後の日です。
毎年、研修所同期の年賀状用の住所のリストを送っていただいております。
いつもありがとうございます。
注意してみると、弁護士の登録を外れ、違う職業に転職してしまった人、インハウスになった人、目立つようになってきました。
53期でも厳しい状況にあるのですから、60期台の人なんてもっと大変なんだろうなと。

そういう人たちの気持ちを背負って日弁連会長になったはずなのに、のほほんと政治活動ばかりやっているどこかの弁護士
時々フェイスブックに別の人間が「いいね」するので投稿が飛んできます。
すぐに抹殺し、二度とニュースフィールドに表示されないようにしてますが。

来年の今日、同期のうち何人が弁護士の肩書きを外しているのでしょう?
そして私は、「弁護士」の肩書きのままで来年の今日を迎えることが出来るのでしょうか。
とりあえず、2014年は乗り切ることが出来ました。預金残高は増えましたし、納税準備預金は分離口座ですので、今年は一息つけたのかもしれません。
一重にクライアントの皆様のおかげです。
本年は誠にお世話になりました。
引き続き、来年もよろしくお願いいたします。


来年は、今年の年末にあわただしく駆け込みで来た事件が本格化しますので、しばらくは忙しく過ごせそうですが、やはり先が見えない業界ですので、厳しさは増して行きます。

詳しくはまだ現実化してからですが、京都の高級住宅地に広大な土地を持っている方、昔から業務と別の理由で知り合いなんですが、私が弁護士になっていることを知っていて、本年末に御相談にお見えになり、来年以降に本格的に現況の集合住宅を取り壊した上で、新築の物件を建てるのですが、その運用につき、助言を求められていますので、提案をさせていただいております。現実化し、市場の需要が見込めるのであれば、新たなビジネスモデルとして広く市場に提案できるかもしれません。皮算用には早すぎますが、うまく市場のニーズを取り込むことが出来れば、新たな展望がクライアントにも当方にも開けるのではないかと期待しております。

4,5年前から少しずつ蒔いている種も芽を出しつつありますが、本格的に形になるのはこれからですので、今のお商売が信用を維持したまま続けられるよう、来年も気を引き締めて行きたいと思います。
年末にあたり一年を振り返り、来る新年の展望と自己への戒めを。

皆様、良いお年を。
      弁護士 功刀 正彦 謹白