創作カウンター割烹

月曜日にもかかわらず、お昼から割烹に出かけてしまいました。
これも仕事のうちです。
まあ、役得だと思うことに。


最初はおぼろ豆腐という説明でしたが、出汁のあんかけが載ってます。
豆腐は冷たいのに、あんかけは暖かいです。
食べたことない感じです。

にゅうめんに大根おろしといくらが添えられたものです。
食べたことない感じです。

お造りは戻り鰹とサワラのたたきです。
臭みがありません。相当に新鮮だと思われます。
魚の仕入れは相当によさげな感じです。

アップで。

八寸のスタイルは、秋の吹き寄せです。栗、カボチャ、ぎんなんが秋の装いを演出します。
本日の一番のお気に入りは、写真にうつるカボチャです。
角が痛いくらいにピンとそそり立つこのカボチャ、生かなと思うくらいですが、完全に火が通っています。
煮くずれの形跡など微塵も見せずに、しかも歯がすっと通り、適度な弾力を返しながらもかみ切るその絶妙な火の通し方に脱帽です。
そのほか、写真の栗も見事と言うしかない絶妙な火の通し加減です。
ここの煮方さんは相当な技術だと思うのですが。
なお、このお店にはいきつけの骨董屋で時々遭遇する料理人が勤めていて、その関係で一度お店に顔を出したのですが、この日はお休みだそうです。
なので、上記でべた褒めしている煮方の仕事は少なくともこの料理人の仕事ではなさそうです(笑)。

白身の魚のフライです。
油物はもともと和のイメージから遠い品になるのですが、写真のはさらにタルタルソースまでついて和のテイストはどこにも見あたりません。

ご飯は炊き込みご飯で、栗の炊き込みご飯とホタテとチーズの炊き込みご飯から好きな方を選べるそうです(しかし、ホタテとチーズて・・・)。
味的にはおもしろいのかも知れませんが、迷わず栗です。秋を力一杯感じたい。

赤だしはナメコと湯葉です。

炊き込みご飯の醍醐味であるところのおこげさんです。

お店の名前は「麩屋町三条」です。
お店はなんて言うの
麩屋町三条」です。
いやだから場所じゃなくて店の名前
というやりとりが本当にあった(ネタではなく)のですが、京都の人じゃないとわかりにくいですか?
通名で表す場所の表記がそのままお店の名前です。