秋の和菓子

声を大にして言いますが、私、和菓子にはちょびっとうるさいです。
京都中の和菓子屋を席捲しまくりです。
本日は、上生菓子も美味しい(でもちょっと高い)二條若狭屋さんの「焼き栗」です。
これ好きですねん。この和菓子屋さんには家喜芋というほぼ同じコンセプト系の和菓子もあるんですが、私的には、この焼き栗どす。


外箱と抹茶。
抹茶のお椀は私お好みの赤楽のお茶碗。
赤楽だと思っていたのですが、最近金沢の大樋の作る飴釉の茶碗に写真のような茶碗があることを知り、そんなに古くないんかも?という気もしてきました。
でも、楽なのに薄造りで作者の技術がものすごい高いのには変わりないので。

脱線しました。お茶碗自慢ではなく和菓子です。


箱だけ。

中身です。
甘く炊いた栗の外側に、栗を練って作った餡をまぶして、焦げ目をつけた和菓子です。
そりゃあもう上品で、岐阜中津川周辺に、栗きんとんを代表銘菓とする和菓子屋がいくつかあるんですが、あの茶巾絞りの栗きんとんよりももうすこし手間が掛かっていて、しかも値段は同じくらいですので、お買い得感もあります。
一粒200円くらいですが。

是非ともお試しを。
ほうじ茶もええですが、やはりこの和菓子は抹茶でしょ。