晩秋の愛宕山

さて、おそらく紅葉の見頃は、今週末まででしょう。
来週もまだ、山間の紅葉を愛でる分にはいけると思いますが、主立った景勝地は今週がピークではないでしょうか。
ということをすっかり忘れて、晩秋の嵯峨野へ。
というか、血糖値を下げるためのハイキングへ。

朝まだ雨が残っていたのですが、外が明るくなってくる頃には雨も止んだ気配なので。
まあ、あわてて山に行く場合には、当然下準備不十分なので、土地勘のあるところでないと。ということで以前に行った愛宕山なら、ハイカーもきっと多いだろうし、迷う要素もないだろうし、ということで(あれだけ痛い目にあったのにまだちょっとなめてる)愛宕山に行こうと。
で、事務所のすぐ近くから出ている清滝行きバスに乗ろうと・・・あーバスが目の前で通過してしまったー。
ということで、次は1時間後なので、急遽JRに替えて保津峡へ。
水尾の里にも愛宕山登山口があるのですよ。
下準備もしないで大丈夫か?と思いましたが、まあそこは京都市民の皆様に愛される「愛宕さん」ですので。
予想通り、登山道なんて間違える要素もないくらいトレースしっかり。
さすがに登山道として水尾から回る人は少ないんですね。下山する人はそこそこいるのに。
距離が短い分、傾斜がきつい。すんげえ角度で登って行きます。しかも早朝まで雨降ってたもんだから、季節柄落ち葉が濡れて、しかもすんげえ傾斜なので、滑る滑る。
今日の登山は技術よりも馬力ですかね。
まあ、疲れる間もなく水尾別れまで来ました。
そのまま表参道を下っちゃおうかなとも思ったのですが、あまりに楽についたので、愛宕さんの本殿まで行くことに。
今日は疲れることもなく、本殿までたどり着きました。

ところで
水尾口からの登山中、頭の上で動物が鳴く声が。すぐ近くの木になんかいるようです。木が揺れてます。鳥ではありません。
木に登る動物って、サルか熊しかおらんやん。鹿と猪は登らへんし。
まあ99%サルでしょうけどね。姿見てないので99%ということで。熊っちゅうことは・・・・ないでしょ。多分

また、本殿の石段下段中に、すれ違った中高年の女性の方から、不思議そうに、テント張ってられたんですか?と驚かれました。

え?あ、これテントじゃなくてシュラフ(まあなんで持ってんの、という意味では一緒ですが)。
そうなんですね。まあ、他にも不思議に思った方いらっしゃったと思うんですが、バックパックシュラフを結わえ付けて、すっかり山の男じゃん、という出で立ちで登ってました。
もちろん、山中泊などしませんよ。デイハイクです。
でも、最終目標が愛宕山ハイキングなら持ってきませんが、あくまでも最終目標は南アルプス1泊小屋泊です。
手前生国と発するところ南アルプス市北岳の伏流水で産湯を使った私としましては、そりゃ南アルプスに登っとかにゃ、ということです。
まあ小学生の時の林間学校が裏山のアヤメ平までの登山でしたけどね(簡単に言ってますが、標高差1300mありますよ)。本当に裏山なんですが、200名山の本みたら載っているんですね。南アルプス市って市町村合併で改名するまでは櫛形町って言ってました。櫛形山っていう山の名前から来ている町の名前なんですけどね。

また、中学校の時の競歩大会(マラソンですが)のコース標高差が900mあります。
今はやりのトレイルランってやつですか^^16kmの間に標高差が900mですってー。
私3時間半くらい掛かりましたけど、速い人は1時間台でしたよ。
わかりやすく言うと、太秦くらいから、愛宕山の頂上まで走っていって、また太秦まで戻ってくるのに1時間台の人と、私が3時間半くらいということです。
ちょっとすごくね?

昔は、結構頻繁に山登ってたんですけどね。御尊父様ががっつり山好きなんで。