現実逃避

最近、ものすごい勢いでストレス増殖中です。
原因も分かっているのですが、原因の除去ができないために、苦悶せざるを得ません。
本日は平日にも関わらず、事務員の薦めもあって、山の中に逃げ込みました。
といっても、仕事のついでですけどね^^
ブログタイトル変更により、ここにはオフのお話ししかしないので、仕事の話は割愛し、
その後で、六甲登りました。仕事があったので、10時入山です。
初めていくコースなので、本当はもう少し早く明るくなったら登山開始、暗くなるまでたっぷり預金という方針で臨みたいのです。
特に単独山行なので。なおさら。

山に一人って危なくないですか?と聞かれますが、そりゃ危ないですよ。少なくとも山の中で何かあったとき、誰も助けてくれませんし。
でも、その境遇は、今の弁護士としての職務に通じるところがあるので。仕事のストレスリダクションとしての時間ですが、強い精神力を養うためには都合のよい方法かもしれません。
また、危険であればあるほど、他のこと考えている余裕もないので、仕事のことを瞬間的には忘れられます。
同じ方法をアルコールに求める人もいますが、健康まで犠牲になるのはいかがなもんかと。

話戻します。
六甲のルートはお仕事に一番近い阪急芦屋川駅のルートから、ロックガーデンを通って、雨ヶ峠、六甲山頂、有馬温泉のルートです。
もう完全に入山した後は、仕事って何?みたいな感じですね。

ロックガーデン、噂に聞いてましたが、本当に岩登りするんですね。鎖場もあるし。ちゃっちい梯子(脚立を針金で結わえ付けただけ)もありました。精神的にはこの梯子の時が一番怖かったかも。どこまで安全性を信用してよいのやら。
鎖は新しいものでしたし、当然、登り始める前に、引っ張ってみますので、聞いていたほど、恐怖はありませんでした。
にしても、本日もしっかりデイハイクだというのにシュラフバックパックに結わえ付けてあり、しかもストックまで持っているので、岩登りにはじゃまにしかなりません。
もちろんストックはバックパックに縦方向に縛り付けますが。
でも、こんだけ無駄なハンデを背中に背負っても、本日のは多分ちょー初心者向けなので、ひやりとする瞬間は一個もありませんでした。

一度だけ、風吹岩からの道を間違えたのですが、10m進んだところで、あれ?と思い引き返して、地図を見ながら、そこにいた地元のハイカーさんに、山頂方向ってどっちですか?と聞いたら、大きな岩の向こう側に登山道が続いてましたところを教えていただきました。

あとは順調すぎて面白くないくらい。

それにしても、けっこう垂直に近く見える(でも60度くらいでしょう)岩登りでも、ストックが岩にぶつかることはなかったのに、下山してから帰宅する阪急梅田で、人にストックがぶつかった時には、山って大きいんだなって思いますよ。
どんだけ、狭いところに人が密集しているのかと考えさせられた瞬間でした。

今日も汗だくです。電車の中で隣に座っていた女性にきっつい目で見られました^^;
姿から察していただきたいのですが。登山の帰りなんだから仕方ないじゃん。温泉にも入ったし、体も洗ったけど、荷物の関係で、ベースレイヤーを替えただけですもん。

しかし、今日もバックパック1.3kg(公式発表?)シュラフ1.5kg、水1リットル(1kg)、着替え一式(但しインナーのみ)、ダウンジャケット、チョコレート200g、カロリーメイト2箱(非常食)を持っての登山です。
これだけで4kg以上ありますもんね。
でも、最近の頻繁な登山の甲斐あって、だんだんバテなくなりますね。六甲も距離が長い分、傾斜が緩いし。