東北に行ってきた

仕事で東北です。
ボランティアでも東北に何度か足を運びましたが、仕事で行くときは、緊張感が増します。
まあ、理由は前日に山登る時に遭難できへんな、というだけのことですが。

東北に行くときは、極力福島県で給油するようにしています。観光で利用できない(本当に東電という名前の犯罪者をなんとかしないといけませんね)分、お金が少しでも福島に回るようにと。SAでの給油だと、意外と本社は福島にない、というパターンもありがちなので、今回は二本松のIC下りたところにあるJAのガソリンスタンドで。

まあ、安達太良山に登るのに、二本松で下りただけですが^^
安達太良山なんかで遭難するのは無理でしょ、と高をくくってましたが、見事に山頂から下山を開始した直後に大雨
でも、私は普段の行いがよいので(つっこみところ?)、山小屋に戻った直後に昨今の日本にありがちなゲリラ豪雨
一時間に50mmくらいの激しい雨
その雨を見ながら、掛け流しの源泉に入っておりましたが、さすがにこれ以上降られると、登山道が流されたら困るなということで、雨の中を下山しました。

本題に戻します。
福島には良い山がいっぱいあります。
登山ブームですし、みんなで登りましょう。
くろがね小屋、ものすごく雰囲気がよく古い建物なのに清潔感もあります。
だるまストーブが現役なのには驚きますが。

くろがねの湯、硫酸塩系硫黄泉としては全国有数の温泉だと思います。
私のこれまでの経験上では、那智勝浦の勝浦温泉より上で、大分の明礬温泉よりももしかしたら少し上かもしれません。
草津の白旗の湯と本当に良い勝負です。

出来ることから東北支援を。

先日ブログに書きましたが、司法書士全般を敵に回しているつもりはないのですよ。
東京や大阪では個人再生手続の費用を平気で45万とかいう弁護士もいるのですから、司法書士が30万円で依頼を受けても、価格競争にはなりますが、それでもやはり取りすぎだと考えているのも事実です。
書面の作成代行は代理人ではありません。
本人が自ら裁判所にいかなければならない、その心理的経済的負担を考えれば、弁護士と同じ費用で競争になるはずもありません。
ただ、そうした費用が見えにくいことを理由にウソをつきだしたら、それは「司法書士だから」ではなく「多重債務者に対しウソをついてその被害を拡大させたから」という理由で非難の対象になるのは当然ではないでしょうか。

最後
武富士の役員相手の裁判ですが、何度も非難しましたが、少なくとも、今の弁護団に対し、疑問を呈示したこと、超えられないハードルがあるのではないかと指摘し、他の裁判方法について言及したことを、結果が出る前に指摘しました。
これで今の弁護団は、裁判に負けられなくなりました。少なくとも敗訴したときに「裁判官が被害者に対し理解がない」という言い逃れはできなくなりました。
私が言及した方法だって、裁判で通用するかどうかは分かりません(実際に選択もされていない選択肢です)。しかし目の前に超えられない(としか思えない)ハードルがあるのに、そのハードルにぶつかろうとするのは代理人の訴訟戦術の選択として正しいとは思いません。
その疑問を投げかけたのに、一切答えず、私からすれば間違っているとしか思えない選択をした事実を、依頼者が知った今、裁判官が理解がない、のではなく、なぜ他の方法を選択しなかったのか、その方法では自分たちが実際に選択した方法よりもどういう点で劣っていると判断したのか、を依頼者に対し説明する義務が生じたことになります。
私にはその答えを示した事実はありません。示す義務もないと言えばその通りでしょう。しかし、自分の依頼者に対しては確実にその説明義務を負うことになります。
本当に説明できるのでしょうか?
説明できるのであれば、私の批判を黙らせるために、私に対しても説明しているような気がするのですが。