ご注意下さい。

昔はサラ金が取引履歴をごまかしていましたが、今は依頼を受けた弁護士が取引履歴をごまかし、あるいは端的に、いつからの取引に基づいてどれだけの不当利得があるのか、にもかかわらず、どれだけ減額して和解したのかを一切報告しようとしないと聞いています。
このような行為は弁護過誤(故意犯なのに、過誤なんかで済まされるんか?)であり、懲戒事由です。
また、こうした行為はそもそも、本来得た不当利得を過少申告し、委任契約時の説明とは異なる報酬を依頼者の承諾なく、手に入れるための手段として行われることがあります。

当事務所では、一切の説明に報告書を添えて、計算書まで付けて、ご説明しております(注:計算書は希望する依頼者だけですが)。
むしろサラ金が取引をごまかすのに備えて、あらかじめ依頼者に取引の開始時点の聞き取りをしています。

悪徳弁護士が増えた昨今、こんな警告をするのは残念ですが、ご注意下さい。


追伸
こっからは表題とは関係ないです。

宇都宮前日弁連会長が東京都知事選挙に立候補する旨表明したそうです。
どれだけの票が得られるかが注目です。