安堵

肩の荷が下りた。
昨日の未明までの緊張感、極度のストレスによる寝不足、そうしたものが、体調不良になって現れたのだろう。

本日はその残務整理と、ようやく片付いた2件のために横置きされていた事件の処理に取りかかろう。
横置きといっても2週間くらいだが。
依頼者にとっては、一日一日が貴重な時間、弁護士の都合でぽんぽん横に置き去りにして良い話ではない。

追伸
武富士役員相手の訴訟
そろそろ横浜地裁で一部認容、東京高裁で逆転敗訴、最高裁上告の事件は不受理で終わるのでは?

で、あとは堰を切ったように、敗訴の山

おかしいことに気付いて欲しかったなあ。

再度追伸
司法改革に関する国民の声の大半は司法修習生の給費制度復活なんだそうだ。
日弁連も、法科大学院を司法試験の関所にするな、という意見の方が国民の意見として集約されることを防止するために、目先をそらせる給費制復活に形ばかりの協力姿勢は見せるらしい(日弁連会長も参加した院内集会とか喜んでいる残念な弁護士のブログがあった)。
この司法改革に関する姿勢の違いで、大きな溝が弁護士の間にも出来たと思います。
給費制廃止なんかよりも無意味な法曹人口の増大を辞めさせることの方が重要だったはずなのに。
もう手遅れなんですが。
給費制廃止こそ、の弁護士らと行動を共にすることは未来永劫絶対にありません。
司法改革以外においてもです。

再々追伸
他の弁護士に出来て自分に出来ない事件処理があったら、ものすごく悔しい。
出来るように努力する。自分に出来ないことを理由によその弁護士のところに依頼されるのは仕方ないと思うけど悔しいとも思うから出来るようになるための原動力にする。
同じことは逆の立場でも言える。自分に出来て他の弁護士には出来ない、他の弁護士に出来ないことを理由に自分に依頼が来る。他の弁護士は悔しいと思うから出来るように努力する。
その連鎖が切磋琢磨という言葉。
やり方を教えれば良いんだよ、とか言っている弁護士はいつまでたっても成長できない。