応援します

一聴了解のブログだけでなく黒猫のつぶやきというブログでも批判に晒されていた通りがかりの弁護士さんのコメントですが、私は支持します。

まあ、どうせ給費制廃止違憲訴訟はあっさりばっさりで、何の政治的な効果も残せないでしょうから、そのときになって、弁護団をあわてて非難しても手遅れですしね。

業界に閉塞感があるのは、疑いようのない事実で、殺伐とした空気が流れていることに目を背けても仕方ないですね。

私は宇都宮弁護士の本性を知ったこと(弁護士の数を増やせば自分達が業界内で主導権を握れるかも知れないという理由で法曹人口激増にマンセーしていた)で、同人に対する憎悪の念を抱くに至りましたが、個人的な感情を吐露しても仕方ないので、いかに、彼らが正義とはかけ離れた打算で今の活動をしているのかを世の中に知らしめていくことで、彼らの行動を批判していきたいと思っています。

給費制廃止違憲訴訟にしても、巨悪である法科大学院には目を背けて、日弁連の執行部とも対立しない修習生の貸与制だけをやり玉にあげることで、政治的な対立を避けながら、来る日弁連会長選挙において若手層の票を期待しようという打算によるものです。理屈では、経済的理由で法曹への道を断念するという効果において、より深刻なのは法科大学院の方であり、給費制を廃止したことを、そのような理由で非難し警鐘をならしながら法科大学院については言葉を濁すというのは、理屈が通りません。むしろ真相は別にあると考えるべきでしょう。

また、私自身、直接あるいは間接を問わず、「市民のために判例を提供すべきだ」とかいう眠たい話を聞かされましたが、所詮これだって、自分達が楽して他人の成果に便乗したいというだけであって、「市民のため」なんかではありません。
自分達のやっていることは市民のためなのだから、自分達に利益になることが市民のためである、という思考回路は不快以外の何物でもありませんが、何度言っても無駄なので、本人らに向かって言うのは辞め、その代わりに市民に向かって啓発するように努めています。