生肉

このブログの特殊なところは、食材まで紹介してしまうことです。
普通は調理された品を店に食べに行って美味しい云々というのがブログの定番ですが。


個体識別番号付き焼き肉用上ヒレです。
グルメ番組に出てきそうなサシの入ったA5等級クラスのお肉です。
肉屋さんでも100g1000円以上して不思議のないこの写真のお肉、100gで830円です。
これが理由で、私市井の焼き肉屋さんで、カルビやロースなどを頼まないのです。
自分で焼いた方が安いし。
しかも、写真のとおり、ちょっと厚めに切ってもらうことで、格段に質感が上がる訳です。
唯一の難点は、事務所では臭いがこもるので食べられないこと。
まあ、別にいいですけど。


で、先の写真のお肉をフライパンで焼きました。
焼き肉の調理は簡単です(どうせお店で食べても焼くのは自分ですし)。表面をあぶる程度で完成です。
時々、脂が全部落ちきってぱさぱさになるまで焼き倒している人がいますが、そんなことするなら輸入の牛肉でよくないですか?和牛食べる理由もなくなくないですか(何回否定しているんだろう)。

で、肝心のポイントは、お肉は焼き終わった後に、塩を振る、こしょうを振るということです。
これ、最近、お友達のフレンチのシェフに聞いて、目から鱗です。
お肉は、焼いてすぐに食べるのが美味しいと思っていませんか?
焼いた後、ミネラル豊富な自然塩を振りかけ、塩が溶けて肉になじんだ頃が食べ頃です。
熱いだけの肉ではうまみが十分舌に伝わらないと思います。
是非お試しを。

ちなみに今日の写真の上等なお肉は、寺町通今出川上るにある改進亭で買いました。同価格帯のお肉ではおそらく京都でも、有数のレベルでしょう。私は写真のような上等なお肉を買うときにはこの店に行きます。
(チャンスがあれば、先日の登喜和でも買いますが)


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