郊外のフレンチ

では、日曜日の散策ネタから。

前から行ってみたかった精華町のフレンチ
結構、頻繁にガイドブックに載るんですよね。
といっても、発行元が同じなので、同じネタ使い回しているだけかもしれませんが。
しかしながら、行って、食べて、びっくり。
美味しい^^
しかもただ者ではない雰囲気です。
北部の仕事も探しますが、南部の仕事も探します。
といっても、木津簡裁でなければ本庁の裁判になっちゃうしなー。
ここは一つ、南部に地裁の支部を作るということで・・・
最近学研都市線沿線に人口増えてますしね。

さておき。

まずは、パンの写真から。
フランスパンの生地のなんとかというパンと、トウモロコシと黒糖のパンだそうです。
私は、このフランス生地のナントカというパンが好きです(おかわりしました^^)。
ささやかな持論ですが、パンが美味しいフレンチにハズレはありません。
ほんの一手間で良いんです。オーブンで温めて、焼きたての状態にして出せば。
生地が空気中の水分を吸っているところへ、その水分を蒸発させ、ふわふわさくさくの状態で出してくれると、とってもパンが美味しいんです。
この一手間を惜しまないお店がまずかろうはずがないのです。

お水です。
当然、お金をとることができる訳ではないので、お店の人にすれば、なんかワイン頼んでくれないかなーというのが本音かもしれませんが、郊外で、昼ですから、車で来る人も多いんですね。
ワインリストはありますとはいうものの、言われなくてもお水を出してくれるお店、そんなささやかな気遣い、大好きです。

テーブルセッティングの写真
撮ってみただけです(笑)

で、これが、本日、一番感激した一品です。
正直、これお取り寄せできないかな?
写真はパテ・ドゥ・カンパーニュだと思いますが、説明は、鹿児島の黒豚と百羽に一羽からしか取れない白レバーです、ということですが、素材の説明だけで、この一品がなんなのかという説明がありませんでした。
ので、私のつたない経験からは、これをテリーヌではなく、パテ・ドゥ・カンパーニュであると勝手に判断しております。
さて、特筆すべきは、まず、鶏のレバーと豚肉の配合比率です。
もちろん、知りません。食べてその比率が分かるほどの神の舌を持っている訳でもありません。
ですが、レバーの臭みが全くないのに、レバーの風味は残り、脂っこさを全て排除したフォアグラのような感じなのですが、豚肉のどっしり感があるのです。この絶妙なバランスに、まずは感激です。
しかも、わずかにナッツが入っているのです。食感のおもしろさを加えているのですが、これがまたほんのわずかだけで、時々どんぴしゃのところで嚙む食感がおもしろいです。
もう一つは掛かっているジュレのソース。
これがなんとローズヒップジュレソースです。
おしゃれです。しかもさわやかなジュレのソースが、野趣あふれるパテと絶妙のコンビネーションです。
本当に、このパテだけでも食べに来てよかったと思いました。
しかも、1500円のコースでは、この前菜にはお会いできなかった訳です。
プラス300円で、デザートをソルベから自家製のデザートに替える、もしくは前菜を追加するという選択ができるという、そのコースで、しかもデザートではなく前菜を選んだ自分を褒めてあげます。

前菜の後のスープです。4種類の豆を使ったミネストローネです。食べるスープにお豆は基本です。お豆を使った料理、植物性タンパク質は体に良いです。


で、メインのナチュラルポークのソテー、柑橘系のソースだそうです。
柑橘系という説明しかありませんでしたが、この後出てきたソルベが夏みかんだそうですので、多分夏みかんの果汁を煮詰めたものだと思います。
このタイプのソースだと、真っ先に思い浮かぶのは鴨のオレンジソースですが、多分、その辺りにヒントがあるのかな?と思いました。
豚肉が上品だったので、もう少しクセのあるお肉の方が柑橘系のソースのさっぱりとした酸味や甘みと合うかな?と思いながら食べましたが。


アップです。

デザートは前菜をとったのでソルベのままです。でも良いです。あの前菜には替えられません。
口直しにちょうどよいさわやかなソルベでございました。

最後はコーヒーです。有機栽培のコーヒー豆とのこと。
違いの分からない男のゴールドブレンド的には、ちょっと苦いですよと言われても、コーヒーってそんなもんじゃあ?としか思わないのですが。美味しく頂いて幸せな昼食は終わりました。

お店の名前・・・・言いたくないなー。

ビストロ・よしむらです。
場所はナビに連れて行ってもらったのでよく分かりません。土地勘もないですし。精華町役場の近くです。


にほんブログ村 グルメブログへ