マイフェイバリット和食

さて、本日は、お仕事もそこそこに(夜からはワイン会)、昨日のブログで予告した一昨日のお昼のご飯をアップします。
ちょっと贅沢かましてますが、まあ、時には。
いつものサイクリングコースで、事務所から、山科、大津、南郷、大石、宇治田原、天ヶ瀬ダム宇治市内を経由して、城陽のお友達のお店へ。
60km走るとご飯も美味しい^^
さあ、本日は写真多めで。


まず1枚目は先付の長いも羹です。
長いもをすり下ろし、羊羹状に固めたものです。上にのっているのはウニ、ゆずをたっぷり搾ったお出汁醤油で頂きます。
炎天下を走ってきた私に、この清涼感はとても心地が良い。

食べかけですが、食べ進めると器の底にある、ちょっとユーモラスなエビの絵が食べる人を楽しませる、器の妙というのも紹介したくて、写真とりました。
器は古九谷の写しなのですが、単なる写しにとどまらない遊び心があるので、客が緊張せずにゆったりと食べることができます。
茶事懐石の荘厳な趣には古九谷や、古染付の正統派、お昼のちょっとした崩し懐石にはそれなりの器、どちらが優れているということではなくTPOだと思います。

向付は鯛の松皮造りとマグロの大トロの二種、なんとも贅沢なお話です。
松皮の鯛が糸造りになっているところは、茶事懐石風です。

ちょっと引いて写真を撮りました。
醤油皿も向付(器のこともこういいます)も古染付を写したものです。

食べ終わってお皿だけ。
古染付は茶道の世界で珍重されます。


向付の後は篭盛りのお弁当風

蓋を開ける瞬間がいつも楽しいです。

八百忠の定番料理、フォアグラの出汁ゼリー包みです。
ワインに合います。

西京焼なんだけど、魚はなんだろう?まなかつおではなさそうだし・・・銀だらとかそのあたりのような気がするんですけど。
付け合わせというか、はじかみの代わりに山桃が・・・
あー、山桃のハンバーグが食べたい(多分分からないと思いますので、そのうちブログに)


ヒラメが南蛮漬け風になってましたが、浅漬けなので、どこか中華風です。美味しいので何でもいいんですが、あまり和食な雰囲気ではありませんでした。

湯葉です。生湯葉です。しのばせた程度のお醤油とお出汁で頂く湯葉は美味しい^^

茶碗蒸しです。
八百忠の茶碗蒸しは卵の味が濃いのです。よそのお店との違いがはっきり分かるくらい卵が濃いのです。

煮物椀(なぜ?今頃?)
蒸し器の調子が悪くて順序が狂ったそうです。
まあ美味しければなんでも良いです^^
この値段で煮物椀がある方が不思議なくらいですしね。

茶巾で絞った真蒸が美味しい^^
横にある種類が分からないなんかの野菜の茎も美味しい^^

最後は土鍋ご飯ですが、今日はなんと鯛とシメジの炊き込みご飯です。しかもゆずの皮がおろして掛かってます。
そりゃあもう、美味しいに決まっているのです。
丼で頂きたいくらい。
3杯おかわりしました。食べ過ぎです。

最後はなぜかコーヒーで締めです。