出張

冬の季節に日本海側への出張は楽しみです。
本日は、金沢地方裁判所で裁判があり、前日の夜から金沢にお泊まりでした。

この季節の金沢と言えば・・・


そりゃあ、寒ブリに決まっているのです\(^^)/
ズワイガニだと思いましたか?
のどぐろだと思ったあなた、ちょっと通ですやん。

脂ののった寒ブリの一番良いところをお造りで。
醤油もはじく脂のノリです。

座った席の真ん前にあったネタケース

その横のネタケース
冬の日本海きときとのお魚が一杯。

でも、どこの寿司屋に行っても、結局頼むのは「おまかせ」
その日の仕入れの一番美味しいところを知っているのは店の人間だし。
もっとも、自分ところで早く使い切りたいネタを出してくる店もあるんで、その辺はお店との信頼関係でしょう。
おまかせで変なもんだされたら、次から行かなきゃいいことだし。
まあ、だいたいお任せはお店の方でも、客に食べてもらいたいと、その日の良い物は多めに仕入れているので、よっぽどひどい店でないとハズレは出てこないと思うんですが。
で、写真は、エエ感じですね。
私なんかは、もう少し寿司に仕事して欲しいと思うタイプなのですが、ネタだけで直球勝負も嫌いではないです。


写真は中トロに、ぶりトロ、カサゴ、墨イカ、にズワイガニですね。

でもって、赤西貝にツブ貝、雲子にガスエビです。
日本海の地物が勢揃いです。

何がすごいって、このお任せ一人前のお値段、3000円していないんですよ。
正確なお勘定は分からないのですが、他に頼んだ、ぶりのお造りとこの後出てくる治部煮のお値段表の金額を最後のお勘定書きの値段から差し引くと、上記のとおりとなります。
お任せってすごくないですか?

で、加賀郷土料理の一つ、鴨の治部煮です。ここの治部煮が美味しいのです。
以前冬に金沢に来たとき、お客様に連れてきて頂き、この治部煮が底冷えする北陸金沢の地にあって、体を芯から温める滋養のしみるおいしさに感動いたしました。

私は、金沢の地にいきつけにしている寿司屋があるのですが、最近繁盛していて、出張が決まって電話しても、満席ですと繰り返されます。

このお店は、夜遅くまでやっていて、この日(2月3日)は京都で仕事が終わった後に、前泊で向かって、金沢についたのが9時30分なので、数少ない選択肢の中から選ぶお店です。