日本酒の会の続き

ちょうど月末で、アップできる写真の容量に限りがあって、うまく写真をアップロードできません。

肝心の写真がしっかりブレておりますが。
みんなでほうとうを食べてます。
私の故郷の郷土料理でございまして。
美味しいし、ほっこりしますよ。

しつらえは1枚目の写真に写る佐竹畳店さんのお店で特別注文した畳表のテーブルクロスです。
参加者の皆様にも大絶賛です。
畳の感触は日本人の遺伝子に直接訴えかけます。
折敷も、畳の上に置いてこそ映えますので。
盃はいつもの黄瀬戸です。
徳利は、ちょっと高級品なので(入手価格を聞いたら偽物扱いですが、本来はそんな値段では到底手に入りません)、各自お気に入りの徳利で十分雰囲気でます。是非写真のような取り合わせお試し下さい。


古九谷の徳利と黄瀬戸が絶妙な取り合わせです。
そこに根来の折敷で、古染付の向付ですから、数寄者がよだれを流して喜んでしまう取り合わせです。
お酒のアテは古染付の向付に金沢出張の折に買ってきた「巻ブリ」を。
他にもホタルイカの塩辛があるのですが、桃山唐津の向付に乗せて。

お酒の写真も下記理由でアップできませんが、
宮城県石巻の造酒屋さんの「日高見」と広島県呉市の造酒屋さんの「雨後の月」大吟醸を、いずれも佐竹様が持ってきてくださいました。

で、お酒の苦手な私でも、ものすごく澄み切った口当たりの「日高見」純米吟醸、美味しいと感じさせていただきました。
私は日本酒の事は全くわかりませんので、佐竹様を師匠と仰ぎ、日本酒についてはいろいろと教えていただこうと思います。
製造者ではなく、消費者の立場から情報発信、日本酒のよさを伝えていきたいです。
一つ言えることは、日本酒を飲むときに使用される徳利と盃の距離感は、日本の伝統的な「和を持って尊し」とする精神文化に合致するのです。ワインをボトルやデキャンタからグラスに注ぐ、西洋の距離感は、インディビジュアルを大切にする文化ですが、人間関係が薄れていく今日の社会にあって、日本酒が再び脚光を浴びる日本には、人と人とのつながりが大切にされる社会にもう一度戻ることを願って止みません。

一度に大量にアップしようとしたせいか、フォトライフフォルダの中に4つだけ写真があります。
明日から月が替わるので、そしたら他の写真もアップできるかと。