お花見の3

続きです。

向付(お刺身)は桜鯛とサヨリです。
春らしさ全開です。
お吸い物椀の説明忘れてましたが、山本春正という塗師さんです。
何代目かは分かりませんが、8代くらいまで続いている塗師さんです。初代と2代目は名工の誉れ高い方だったそうで、骨董屋で見かけるととんでもねえお値段です。
で、写真の向付は古染付で、前のほうとうの会の時に、巻ブリと苺が載っていたお皿です。


引いて1枚


写真は本日のメインイベント
筍の丸焼きです。
本日は、椀物、焼き物、最後に出てくるご飯物で筍でした。
したがって料理のテーマは筍と言っても過言ではありません。


結構ピントが合わないので、何枚も撮ってみました。

器は、以前蟹を載せて撮った写真にあったのと同じ器です。
八百忠がわざわざ、指名して、持ってきてくれと言った器
魯山人作 信楽 大鉢」です。

器が豪快なので、ちまちました料理ではなく、素材で勝負する豪快さが器に合うと思うのです。
なので、私は蟹を盛る器にいいな、と思っていたのですが、写真のような筍のような盛りつけもアリだと思いました。
正直、本日はこの筍が写真のスタイルで食べられただけでも、来た甲斐があったというものです。