新しいチャレンジへ

いろいろ新しいことをするときは不安よりも期待の方が大きい。
これで又一つ、弁護士としてのステップアップ。

ある業務執行取締役と最近話をすることがあった。
取締役待遇のヘッドハンティングでその会社に移った人は、会社の経営の立て直しを期待されての転職
普通は、沈む舟に移ろうとしているのでは?と思いがちだが「不安はないの?」という私の問いかけに「やりがいがありますよ」と答えた。
そういう人だから引き抜きの対象なのだろうと思った。

私も頑張る。
新しいチャレンジも従来のキャリアの延長線上にある。
個人消費者については、疑う余地もなく破産が最善の方法だが、法人となると話は別
従業員の生活もある。そこまで築き上げたノウハウや固定客もある。
多くの場合、歯車が狂うのは不景気の時に事業の資金繰りがつかずに、借入というパターン
経費に利息支払いが入ってくることで、経常収支における損益分岐のラインは上がる。するとそれまではなんでもなかった売り上げですら、収支を赤に変えてしまうことになる。一方、事業資金のための「借入」というのは投資のための借入を除いて、お金が利益を生み出さなくなる。
このサイクルの末期の場合、法律上清算しないと次の一歩が踏み出せないのだから、その清算は不可避なものとなる。
しかし、その手続の向こう側にどのような青写真が描けるか、その写真の内容によって、関わった人のその後の人生は変わっていく。
たくさんの人の人生を大きく左右するターニングポイントに弁護士という職業は関わっていることになり、その責任の重さは、人の生命身体を扱う医師に比肩しうると私は思っている。

追伸
大阪のある司法書士のブログに過払い金の1割しか返さないP社(旧C社)への過払いの全額の回収方法という内容で、『とある弁護士」のブログを解析してなんとなく方法が分かったとする記載があります。
このP社がプライメックスキャピタル(旧キャスコ)であることはイニシャルトークにしなくても分かると思いますが、このとある弁護士というのは、私ではありませんので、一応警告表示しておきます。
プライメックスキャピタルへの過払い債権者で、その司法書士にご依頼されるのはご自身の自由です。
但し、ご自分の責任と判断において、そうして下さい。
私の保有するノウハウとは一切関係ありませんので、その点だけは指摘しておきます。
ほのめかされている方法は「ある手続の番号を知らないと出来ない」らしいのですが、それは私にも意味が分かりません。
まあ、他にもプライメックスキャピタルから全額回収の実績を持つ弁護士は何人かいるそうですので、そちらだと思います。

再度追伸
上記で引用したブログが閉じられてました。
別に司法書士を攻撃した訳じゃないですよ。私とは関係ないと言っただけで。
先日も訴訟代理権を持たない一般の方が裁判の方法について解説されていたのですが、私のブログやHPを見て自分も考えるなどと言及した上でのブログ展開だったために、私とは関係ないですよ、と指摘させていただいたのです。
アクセスの多いブログにリンクされると、当然、いろんな方が見に来る訳ですし、そのこと自体をサービス業として歓迎するのですが、ご承知のとおり、私は同業者が利用できる程度に情報公開はしていません。
していない部分を推測するのは、推測される方の自己責任ですから、私がどうこういうつもりはないんですが、その警告表示もなく、私のブログ内容を引用したりリンクさせた上でコメントされると、私に何か関係があるかのような体裁になってしまうので、それだけは辞めて欲しいと。リンクは貼るなと言いませんので、私が自分で書いた内容以外にその内容にウソ・大げさ・紛らわしい、があっても私の責任ではないよ、ということを認識して欲しいということです。
今回の司法書士のブログも、「とある弁護士」と書いてあるだけですが、キャスコ全額回収の「とある弁護士」は業界にもそれほど多くはない上に、そのブログの更新情報が掲載され、私自身もそこで知った別の方のブログには、京都在住のキャスコ過払い債権者に懇願されて、費用捻出できるほどに依頼者が集まるなら依頼を受けましょうということで、募集の記事も掲載されているのですから、むしろ「私じゃない」と一言断ってもらえないと、かなりの確率で私のことか?と勘違いされてしまうのです。私じゃなくて、おそらく別のキャスコ全額回収の実績のある弁護士のブログのことだと思いますよと言っているだけで、文面通り、その司法書士は私じゃない弁護士のブログを解析して自らも、キャスコから回収する方法にたどり着いたというのですから、それで良いのではないでしょうか。
私には関係がない、私が言いたかったのはただ、それだけです。せめてその「とある弁護士」もプライメックスキャピタル同様イニシャルくらいは添えてもらえれば、私かな?という誤解にも繋がらなかったのだろうと思います。