朝から盛りだくさん

午前中裁判1件と、午後から打ち合わせ、打ち合わせの流れから検察審査会への申立

検事が事件を握りつぶすようになったら終わりだろ。
自分らの捜査の怠慢棚に上げて。
立証済みの犯罪事実も添えたのに。

追伸
ただ、全体的には時間の余裕はあります。
これは弁護士会の委員会活動を最小限にしたこと(本会だけ。部会は分担が回ってきたときだけ)
採算の合わない事件(=弁護団活動)をすべてなくしたことが大きな要因です。
時間が空いているなら、という考え方もあるでしょうが、外から見たら、採算度外視の事件などをしていれば、正規料金での仕事が受けにくくなるだけです。
自分がその恩恵を受けるなら、賞賛し、そのような行動に出ないことを非難するのでしょうが、適正価格の支払いを要求される依頼者は、なんで同じ弁護士の同じサービスを受けるのに、低い価格で受けられる人もいるのか、私は何でそれが受けられないのか、といわれるだけです。

時間を無駄にしないように、喫緊の課題である判決に従わない業者、被告に対する執行方法の新たな方法を考えるなど、ノウハウの構築に勤め、さらなる競争力の強化につなげていきたいと思います。
普段から努力を惜しまないことで、依頼者の信用に応える弁護士でありたいと思います。

もう、弁護士の質の担保はありません。
研修に呼べば誰かが、その持っているノウハウを全部吐き出してくれるなどというのは勘違いです。
市販されているハウツー本が基本についてしか触れないように、研修でも基本しか教えません(私はすでに研修の講師を努めたことがあり、自分の担当は終わりました)。
応用は、基本を元に各自が努力して発展させていく場なのです。
それが出来る弁護士と出来ない弁護士、確実に広がる二極化の波は、情報のない市民に大きな被害をもたらすことになるでしょう。

再度追伸
誤解を招くといけないので。
弁護団活動すべてを否定しているのではないのです。
依頼者が多数で、各人は多額の費用負担が出来ない場合、原告をまとめることで、負担できる費用の総額を増やし、一方で、事件処理作業の負担も細分化することで、個々の弁護士の負担を減らし、負担できる費用に見合う形にするのであれば合理的だと思うのです。
でも、そういう弁護団は実在しません。