深夜遅くまで営業しているイタリアン

困ったときの”ryuen”

昨晩は、夜の10時半まで来客があり、夕飯はその後でした。
仕事柄、依頼者との打ち合わせが、夜遅くになることもあります。
依頼者の仕事が終わってからの打ち合わせとなると、夜中の10時、11時は普通です。

で、当然そんな時間に仕事が終わっても、ご飯食べるところに困る訳です。普通のお店は遅くても10時には終わってしまい、その時間に空いているのはお酒がメインのお店くらいです。
ところが、そんなときにも頼れるお店が、私がよく行く三条新町にある”ryuen”です。
オーナーシェフの竜円君からとったお店の名前ですが、シェフが河原町丸太町のイタリアン”フィガロ”にいたときからの付き合いです。
とてもリーズナブルな値段で、本格的な家庭風イタリアン(量が多めで、高価で希少な食材ではなく、日常の食材を重視するくらいの意味で使ってます)を提供するお店で、今のryuenもその伝統を受け継いでいるというか、一層加速した感じです。

実はうちの事務所の開設披露の小宴でも、料理をお願いした経緯があります。

で、午後11時でも、普通にイタリアンが食べられる、このお店で、ほぼ毎回、というのか、食べたくなったら訪れるというか、私が注文するパスタがこれです。


ちょっと引いて撮ってみました。


アップにしてみました。

ラグーソースフェットチーネです。
最初にこのパスタに出会った時は、鹿肉のラグーでしたが、この中身はその都度変わります。
ミートソースにチーズもたっぷりのこのパスタ、午後11時過ぎに食べるにはなかなか高カロリーですが、この日は朝も昼も質素な感じだったので、まあええやろと自分に言い聞かせ、せっかく夜遅くでこの店くらいしか食べるところないからと来るなら、と注文いたしました。

ちなみに、このパスタ、メニューに載っている時もありますが、載っていないこともあるのです。
そんなときでも、「いつものあれ、できる?」で作ってもらえる、そんな常連待遇がちょっとうれしくもあります。(まあ、きさくなシェフなので、普通にお願いしたら、多分作ってくれますが)
で、写真のパスタに500円の炭酸入りミネラルウォーターとで、1800円ちょっとでした。
つまり、パスタの値段だけだと1300円くらい。
この日はメニューに載っていなかったので、正確な値段は分かりません。またラグーの中身によっても多少値段は変わると思いますが、いつも大きく値段が変わることもありません。
アラカルトのパスタの値段としてはお安いくないですか?

また、このお店のスペシャリテで、私の大好物に京北豚のロティがあるのですが、いかんせん量が多くて、午後11時はもちろん普段の時間にご飯を食べる時でも、量の多さ故に、よほどおなかがすいているときでないと挑みません。
以前腎臓を悪くした時に、お店でパスタと前菜しか頼まなかった時、理由を聞かれて、いやー腎臓が悪くて、と説明して以来、来店すると必ずシェフには体調はいかがですか?と尋ねられてしまいます。
今でも前菜とパスタが主ですが、今の理由はどちらかというと、肉料理は頼むと量が多すぎて、食べきれないというのが正しい理由かもしれません。